道の駅「おおゆ」(湯の駅おおゆ)公式ホームページ

道の駅おおゆについて

湯けむりの里、大湯温泉の地域住民が道の駅に求めたもの

 大湯温泉は約800年前から、温泉の効能が素晴らしく、豊富な量の湯が自然湧出する地として知られ、江戸時代にはこの地を治めていた南部藩の保養温泉地に指定されました。その後国立公園十和田湖の誕生により、十和田湖に一番近い温泉地となりました。この開湯800年という歴史ある天然資源に恵まれ、近くには十和田湖・八幡平等の観光資源がある大湯温泉郷ですが、近年は観光客や宿泊客の減少が続き、厳しい状況に置かれていました。

 平成22年にこの地域の観光施設を整備することを目的として「(仮称)湯の駅おおゆ整備基本構想及び基本計画」が策定され、市に提言されました。地域住民がが考えた大湯温泉郷の将来像は「温泉を大切にした元気な交流のまち」。大湯の歴史文化を大切に伝承しながら、大湯らしい魅力的な暮らしができること、活力ある大湯の産業(生業)が育つことが付け加えられ、「(仮称)湯の駅おおゆ」の基本コンセプトは「湯けむりただよう交流市場」となりました。

隈研吾氏による設計コンセプトから導きだされた運営方針

 鹿角市はそのコンセプトを基に、建築設計のコンペティションを実施。その結果、2015年5月に選定されたのが、隈研吾氏が率いる隈研吾建築都市設計事務所です。提案の中で隈氏が打ち出した設計コンセプトは「賑わいを生み出すまちの『えんがわ』」。縁側に座って庭を眺めるように、大湯の美しい景色を楽しんでもらいたいという想いが込められていました。隈氏自らが実際に歩いて見つけた大湯の魅力と地元の思いを絡めた設計コンセプト。そこには、大湯の美しさを賞賛している隈氏のスタンスがありました。

(隈研吾氏のインタビューはこちら)

 これが「道の駅おおゆ」に込められた想いです。それを受けて当道の駅の指定管理者となったノリット・ジャポン株式会社(秋田市)が打ち出した運営コンセプトは「縁が輪になる、大湯のえんがわ」。大湯地区が持つ「地力」を、人を引きつける「磁力」に変えていく。そのためには、人の繋がり=ご縁を大切に、滞留させることなく循環させていく(=輪にする)ことが大切だと考えてます。当初のコンセプトにあった「交流市場」という役割を担うべく、地元の人たちの交流の場としてはもちろん、外の地域の人たちの受け入れ口として機能させる。そのなかには市の魅力を発信し、移住・定住の提案や人材交流、情報交換や各種交流といった「他の地域の人たち」との縁、さらに市産品のPRや売込み、市の観光宣伝といった「他の地域の商圏」との縁を繋いでいくことも含んでいます。さまざまな縁をもとに、ここに大きな輪を作っていこう。その想いが、今私たちの原動力になっています。

駅長メッセージ

「縁が輪になる 大湯のえんがわ」が当駅の運営コンセプト。
私自身がまさに「ご縁」があって駅長を務めることとなり、このコンセプトを一番に体感しています。

当駅の愛称「湯の駅おおゆ」の由来は温泉郷にある道の駅だから、という事だけではありません。
温泉が持つ、心身を解きほぐす力、開放感、ゆったりのびのびと体を伸ばしたくなる感覚、元気とワクワク。
それらを体感していただける空間がある施設であること、それが「湯の駅おおゆ」の名前の由来です。

季節ごとに変わる窓からの景色、足湯に浸かりながら眺める大湯の風景、温泉じゃぶじゃぶ池で賑やかに遊ぶお子様たちの姿、
芝生で思い思いに過ごす様子、ワクワク、ニコニコしながらのお食事やお買い物。
どこを切り取っても気持ちの良い場所でありたい、そう心がけながら従業員一同、運営管理に努めます。

道の駅おおゆ、湯の駅おおゆが皆様にとってホッとして元気になれる場所に。

そして皆様との様々なご縁を丁寧につないでゆく場所に。

ぜひ一度、大湯温泉郷のえんがわ「湯の駅おおゆ」にお越しください。お待ちしております。

道の駅おおゆ 駅長 淺利裕子